名誉会長挨拶

野田柔道会 名誉会長 古山 利男 七段

御挨拶を申し上げます。私は野田柔道会名誉会長の古山 利男(ふるやま としお)と申します。
昭和45年4月、少年柔道の底辺拡大と青少年の健全育成、体力の向上と自立を目的に、野田柔道会少年部を発足させ現在に至っています。
現在も野田柔道会の目的は変わっておりませんが、最近学校で学ぶことの少ない道徳教育、柔道を学ぶことによって、やる気、人を思いやる心、礼儀、 友達づくり等が培われ、これからの時代を生き抜くための強い精神力、行動力、統率力が自然に身に付く教育こそ、真の道徳教育であると信じています。
老若男女を問わず、柔道愛好家はどしどし参加して、いい汗かいて、ストレスを解消しましょう。
野田市では、中学校教育での柔道の採用を決定致しました。
野田柔道会は、未来への行動として、柔道の授業、社会体育を通して、技術は勿論、自立面での次世代を担う若者を応援して行きます。

野田柔道会の歴史

大正5年、野田醤油株式会社(現在のキッコーマン株式会社)の福利厚生施設の一環として、旧野田醤油株式会社の本社屋を故中野栄三郎先生が移築して、春風館(しゅんぷうかん)と命名。
キッコーマン株式会社の社員は元より、一般市民にも開放し、愛好家が稽古に励んでいたそうです。
野田柔道会は、春風館道場、野田警察署(国家警察野田署)の愛好家を以って、昭和22年、野田町体育協会発足と同時に始まり、昭和45年、春風館道場に少年部を追加して現在に至っています。
現在、春風館道場は野田市に移管され、伝統的建造物の外観は残しつつリニューアルしており、
NPO法人春風会として、平成22年6月から再出発致しております。
現在の野田柔道会の活動は、野田市立第一中学校武道場で練習をしています。